cross talk

人と星に優しい事業を
挑戦を楽しめる仲間と

代表取締役副社長 宮本 知典
代表取締役社長 二枝たかはる
社長×副社長が考える、FUTAEDAの採用。
求める人材像や、FUTAEDAで働く面白さを語ります。

数字では測れないもの ユアハーベストの精神

二枝:今パート・アルバイトの方を含めると約70人の会社なんですが、勤続10年以上、もっと言えば勤続20年以上の方の比率がすごく高いんですね。そうした方々の共通点はやはり、一言で言えば「利他の気持ち」ではないでしょうか。「ユアハーベスト精神」と私たちは呼んでいるのですが、「人の収穫(喜び)を自分の収穫(喜び)と感じられる」というタイプの方が多いです。もちろん自分の喜びは重要なんですが、その原点が「陸上競技のように個人の目標をただクリアすること」ではなく、「誰かに喜んでもらうこと」であるというイメージです。

宮本:うちの場合は本当に、こうした目に見えない部分がやっぱり8割9割になってきますよね。ただ、新卒の方々の選考ではとくに、どうしても服装や受け答えが画一化してしまう部分があるので、そうした精神性のところをどう見極めるかが重要ですよね。

二枝:私の中では結局、「その人と話してて自分がワクワクするか」と言うのか、(胸に手をあてて)ここが動くかどうか、ですね。人の熱さや温かさって、気温や水温のように測れなくて、やっぱり感じるしかないんですよ。だからそのあたりを大切にしているかなと。

宮本:社長がそのあたりを敏感に感じられる方なので、逆に私は「形になっているもの」や「目に見えるもの」を確認することが多いかもしれません。面接などでは、実際の成果物について聞いたりなどですね。内面の部分でうまくマッチングできたとしても、いざ働いてみたときに動きや能力が全然合わないとなるとお互い困りますからね。

「好きでたまらない」が
何よりの価値になる時代

二枝:ここまでの話だと、すごく基準が厳しいようにも聞こえるかもしれませんが、反対に、一般的な企業で基準にされているようなことにはそこまで関心がないかもしれません。年齢や学歴などがわかりやすいでしょうか。

宮本:確かに、大卒の方も多く、それも全国の色々な大学から来た人がいるというのはうちの大きな特徴ではありますが、中卒高卒の方も関係なく活躍していますよね。

二枝:これからの時代はどんどんそんな風になっていくと思います。極端な例かもしれませんが、この間もとあるミーティングで11歳の子が大人に混じっていたんですよ。その子は学校に行っていないらしいのですが、桁外れにすごくて、こういう人が新しい時代を担っていくのだと感じました。

宮本:本当ですよね。あとは、これも社会全体の動きだと思うのですが、仕事において「中途半端な人」というのは、どんどん淘汰されていくのかなと感じていますね。人生で仕事が占める割合ってやっぱり大きいので、利口にバランスをとろうとするよりは、「楽しみながら、突き抜けるくらい頑張れる」というのが理想形じゃないかなと。「ワーク is ライフ」までいくと言い過ぎですが、仕事というものが、健全な形で人生の一部になっている。そんな人が、この会社でも、社会全体でも活躍しているように思います。

二枝:なかなか難しいテーマではありますが、こういう時代だからこそ「好きこそものの上手なれ」のような考え方が大切になってきます。好きなことは「これ以上するな」と言われてもしたくなる。この会社にも、設計部門、熱負荷計算、雑貨、デザインと色々な部門がありますが、副社長の言う通り、「頑張ってる」というよりは「好きでたまらないからやってる」という人の方が、色んなことに積極的に挑戦していますし、自ずと結果も残しています。

知らない世界へ飛び込む
その挑戦を楽しめる人へ

宮本:この、「挑戦」という言葉もひとつ大切なキーワードですよね。この会社自体がどんどん新しいことにチャレンジしているので、「その場所にとどまっている」よりは、「まず動いてみる」「新しいことに挑む」という人の方が割合的には多いし、合っているような気がします。

二枝:入社の経緯などを振り返ると、宮本副社長はその代表格かもしれませんね。
元々、私が非常勤講師を務めていた大学の学生さんが「どうしても会わせたい男がいる」とずっと言ってくれていまして、それが最初の出会いだったのですが。学部を聞いたら工学部だと言うので、当時文系色が強かったうちには合わないんじゃないかと思っていたんですよ。

宮本:そうでしたね。当時のFUTAEDAというのは「接客」のイメージが強い会社だったので、根っからのIT志向だった当時の私にとっては、「デジタルからアナログ」という大きなチャレンジだったかもしれません。

二枝:でも、会ってみたら一発で化学反応が起きたのを覚えていますよ。それから大学4年生の1年間、色々とお付き合いがあり、副社長は一度大手に就職しているんですよね。ご両親を広島から呼んでお別れ会までしたのに、入社式の3日後に「2年後に戻ってこようと思っていたけど、すぐに戻ることにした」と(笑)。

宮本:やっぱり私は昔から、自分の知らない世界に飛び込むことが好きなんですよね。学生時代も専攻こそ工学部だったのですが、そこから政治の世界に行って、しばらく鞄持ちをやっていたりなど、そういうこともしていましたから。コンピューターを相手にするのとは全然違う、ハートフルな部分に惹かれたんだと思います。

二枝:挑戦、それも「知らない世界に飛び込む」ということを楽しめる方にとっては、この会社はとても良い環境だと思います。
実際、今年の4月に入社したスタッフが既に担当を持っていて、自分自身で色々な企画にチャレンジしていますし、若手で、ほぼ私と二人三脚のような形で新規事業の立ち上げをやっている人もいますから。

宮本:うちの会社は、任せる領域の広さがちょうどいいのかなと思います。「子会社を任せる」というレベルまではいかないけれど、しっかりと裁量と責任があると言いますか。

二枝:もちろん、誰もが入社してすぐにそうしたことをできるわけではないのですが、少なくとも会社としてはそういう方向にいきたいと考えていますね。私たちが追いかけていく理想というのはこれからも変わらず、領域で言えば5つくらいに分けられるのですが、いわゆる一般的な経営セオリーのように「ひとつを選んで集中」といったことはあまり考えていないんですよ。ずっと描いてきた理想なので、欲張りかもしれませんが全部やりながら近づいていきたい。そうなると5つ分の集中力が必要になるので、これまでのように私や副社長が中心となって引っ張っていくだけではなく、これから出会う若い人たちのことをどんどん中央に巻き込んでいきたいと考えています。

絶えず変化し続けながら ひとつのテーマを貫いていく

宮本:組織としてのあり方を含め、元々変化の多い会社なのがさらに変革を遂げようとしている時期でもあるので、マンネリ化はしないだろうなと思いますね。ずっと同じ領域のことをやっていると、どうしても惰性になってきてしまう部分があると思うのですが、うちの場合はそこに色々な刺激が入ってくるので、働いていてとにかく飽きないと思います。ある意味、ドラマチックな環境で仕事ができるんじゃないかと。

二枝:「飽きない」というのは本当にそうですね。これはもう創業当初から、「我が道を行き過ぎる会社」だという自覚がありますので、ここでしかできない体験がたくさん待っていると思います。

宮本:ただ我が道を行くというわけではなく、時代のニーズを先取りできている感覚もあるので、そういう意味でも価値ある体験がたくさんできるのではないかと。例えば、最近だとSDGsなんて言葉をよく耳にするようになりましたけど、この言葉が出てくる前から、うちは「SDGs的なネタ」の尽きない会社でしたし。私たちが追求している・追求してきたことの価値が、今社会全体でも見直され始めているように思います。

二枝:そうかもしれませんね。まあ、刺激や変化が多くても、「人と星に優しい」というテーマで、人の健康、環境の両立を本気で目指していくということは永劫変わらないわけですから、そこに共感していただける人と、この採用活動を通じて出会えたらうれしいですね。「健康産業だ!」と燃えて面接に来ていただく必要はありませんが、私たちの考えを聞いていただいて、(胸に手をあてて)ここが動いたという方はぜひと思います。

その手で共に新たな常識をつくっていきませんか?