interview

仕事が 勉強が 楽しい
そんな自分に出会えた

津田 慶彦
2021年8月入社
設備事業グループ R&D
Yoshihiko Tsuda 津田 慶彦

FUTAEDAとの出会い

僕は今年(2021年)の8月に入社したので、まだ4ヶ月目です。今23歳で、一応新卒ではあるのですが、実は1社目は別のところに就職したんですよ。地元の鹿児島を出て、東京の設計関連の会社に勤めていました。これは本当に相性の問題だと思うのですが、そこで先輩や上司の方々と上手くやっていけるイメージがなかなか持てず、結局1週間で退職したんですね。

それから一度、鹿児島に戻りまして、再び就職活動をしていたときに、転職サイトでFUTAEDAを見つけたのが最初のきっかけです。大学は工学系だったので、やっぱり設計の仕事がしたくて、それで九州圏内で色々探していたタイミングでした。ちょうど研究開発のところで募集されていて、色々調べてみるとユニークなものをつくっていたのでさらに興味が増して。社会人経験ほぼゼロの新卒なので、相手にされないかもという不安もあったのですが、思い切って受けたら内定をいただけたという経緯です。

「仕事はつらいもの」
その常識はすぐに打ち砕かれた

入社してから3ヶ月はホテルの方で働いてましたので、この研究開発の部署に来たのはつい最近のことです。でも、今もう既に3Dモデリングでマニュアル用のイラスト作成などをしていますね。能力的にはまだできることは限られていますけど、ジャンル的には「THE 設計」のような仕事です。こんなに早い時期に、こんな仕事をさせてもらえるんだと正直驚いていますね。

大学の同級生なんかとオンラインで飲み会をしたりすることも多いんですが、みんな1年目なので、今もまだ研修期間という人も多いんですよね。そんな中、僕の場合は4月に退職して8月に入社なので4ヶ月もブランクがあるわけで、最初のつまづきでキャリア的に遅れをとってしまったような感覚もあったんですよ。ただ、今となっては、1年目でこういうちゃんとした仕事に携われているのは自分くらいで、恵まれているなと心から思います。

自分の中での変化で言えば、「仕事=楽しい」と思えるようになったことは大きいです。変な言い方ですが、「世の中には面白い仕事もあるんだな」と。これまでは「仕事=つらいもの」で、「我慢してお金をもらう」という考えが強かったんですね。学生時代に抱いていたイメージもそうでしたし、実際、合わない職場での一週間は1日1日が本当に長く感じました。

でもついこないだ、ふと「あれ?自分は仕事を楽しんでるんじゃないか?」と気が付いたんです。朝の出社も気持ちが軽いし、よく言う日曜日の夜のサザエさんも全然憂鬱に感じなくて(笑)。1日中ゲームしてたりとか、どちらかと言えば怠惰な大学時代を過ごしていた自分が、今では進んで仕事関連の本を読むようになったりもして、自分で自分の変化に驚いているところがあります。「見つかった感じ」と言うのか、昔では想像できなかった姿ですね。

温度感も距離感も 自分にとって心地いいと思える

雰囲気の部分では、フレンドリーな方が多いなという印象ですね。僕はとくに喋るのが苦手というわけではありませんが、最初ってやっぱり緊張するじゃないですか。でも皆さんがとてもフランクに話しかけてくれるので、打ち解けられるのも早かったように思います。わからないことを聞けば快く教えてもらえますし、お昼に誘っていただくことも多いですし、とても居やすい環境です。

そのあたりも、同級生に話すと驚かれますね。仕事の内容だけではなく、ちょうどいい距離感は人それぞれなので、そこが合うかどうかも難しいじゃないですか。上司や先輩との距離が遠すぎて悩んでいる人もいれば、逆に近すぎて「土日も一緒」みたいな感じになって悩んでいる人もいるので。うちの場合は、まあ休日に会ったりするほどの仲ではないですが、変に気を遣う場面やドライすぎて困る場面なんかもないので、程よいところで働けているなあと。

コアバリューにもあるように、「明るく」というところは皆さん大事にされているところだと思います。人それぞれ自分の世界はあっていいですし、底抜けに明るい必要はないんですけど、やっぱり明るい人の方が一緒に仕事してて楽しい。「一緒に仕事して楽しいかどうか」というのは本当に大事です。

僕が今とても楽しく働けているのは、先輩方がそうした環境や雰囲気をつくってくださったおかげなので、今後この会社に入ってくる人たちに同じように思ってもらえるように、自分も頑張りたいですね。

道なき道を学びで切り拓く
なりたい自分になるために

日々驚くのは先輩方の勉強量ですね。それこそ、面接のときに副社長とお話ししたのですが、副社長の大学時代の専攻は情報系なのに、全く畑違いの、僕が専攻していた工学系の領域にもとても詳しくて、単純にびっくりしたんですよ。今思えば、この会社に惹かれたのはその体験も大きかったと思います。「こういう人の下で働いてみたいな」と純粋に思いましたから。

そもそも、手がけている事業が新しい領域のことなので、前例がなかったり、まだ研究として確立されていないところが非常に多いんですね。そうなると当然、色々な知識が必要になるわけです。決まった道筋を進むのではなく、ナレッジを蓄えながら最適解を模索していくというスタイルです。「風のないエアコン」と一言で言うと簡単そうに聞こえますが、これ一つ作るのにも、幅広く分野を横断した知識を学ばなくてはならない。僕自身、設計の仕事の中で、今までに触れたことのない建築分野のことを勉強することになるなんて思ってなかったです。

僕は元々勉強を頑張るようなタイプではなかったのに、今は自発的にやってますね。先ほども言いましたが、仕事が楽しいのでそれが全然苦にならなくて。自分としてはやっぱり、「設計の分野でこの会社に貢献できるポジション」を早く確立したいので、その理想に近づけそうな勉強を重点的にやっています。少し言うのが恥ずかしい話ですけど、「今の先輩の右腕のような位置にいくためには、どんな領域をカバーしたらいいか」を常に考えていますね。

僕は父のことをとても尊敬していて、自分自身もそんな父親になりたいと思っているんです。そのために、じゃないですけど、「これパパがつくったんだよ」って子どもに言うのが今の夢ですね。この環境だったら全然夢じゃないと思うので、これからも頑張っていきたいと思ってます。

その手で共に新たな常識をつくっていきませんか?